理事長挨拶

日本行政学会 理事長
大山耕輔

2016年度から2年間、日本行政学会理事長を務めさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 学会規約第3条(目的)には、「本会は、内外の行政に関する研究及びその研究者相互の協力を促進し、あわせ外国の学会との連絡及び協力を計ることを目的とする」とあります。行政についての研究、研究者間の協力、外国の学会との連絡・協力を目的とする本学会ですが、具体的な事業としては、①研究者の連絡及び協力の促進、②研究会及び講演会の開催、③機関誌その他の刊行、④外国の学会との連絡及び協力、⑤その他理事会が適当と認める事項の5つを行っています(第4条(事業))。
 もう少し具体的に述べてみると、年次総会・研究大会の開催(年1回)、年1冊の年報刊行、年1回の日韓研究交流(相互)、年数回にわたる国際行政学会(International Institute for Administrative Sciences: IIAS)その他の国際学会への参加、年1回の会員名簿の発行、不定期ですが学会ウェブサイトでの情報発信、年数回のメールによる学会ニュースの発行等々があります。近年では、東日本大震災を契機として震災対応研究を行いました。また、年次研究大会ではポスター・セッションも始まりましたし、若手会員の各種国際学会での報告に対する支援も始めています。これで十分であるとはいえないかもしれませんが、先輩たちは着実に学会の目的を実現してきたといえると思います。
 私は、こうした先輩たちの遺産を受け継ぎ、次にしっかりつなげることを目標にしたいと存じます。言うまでもなく、学会の運営は、会員各位や理事・監事(幹事)の皆様のご協力によって担われております。そして、それは、会員である研究者や実務家の皆様による研究活動を支えることにつながります。ただ、急速に広がりつつある国際交流分野などで典型的に見られるのですが、それぞれの分野では、乗り越えなければならない課題もいくつか発生してきております。そうした課題を1つひとつしっかりと受け止め、皆様方のご協力を得ながら解決して参りたいと存じます。ご指導・ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

2016年6月

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